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ぎっくり腰 対処|なった直後にすること・やってはいけないこと・受診の目安を解説

2026/09/29
院からのお知らせ,メディア掲載実績,ぎっくり腰,その他

  1. ぎっくり腰とは?突然腰が痛くなったときに知っておきたい基礎知識
  2. ぎっくり腰になった直後の対処|まずは痛みを抑えやすい姿勢をとる
  3. ぎっくり腰でやってはいけないこと|無理なストレッチや長時間の安静に注意
  4. ぎっくり腰はどのくらいで改善する?回復期の過ごし方と再発予防
  5. ぎっくり腰の対処についてよくある質問|受診の目安も解説

① ぎっくり腰とは?突然腰が痛くなったときに知っておきたい基礎知識

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ぎっくり腰は急に腰へ強い痛みが出る急性腰痛の総称

「ぎっくり腰になったかもしれない……」と感じたとき、まず知っておきたいのが、ぎっくり腰は特定の病名ではないということです。日本整形外科学会では、急に起こった強い腰の痛みを指す一般的な名称(通称)とされています。いわゆる「急性腰痛」と呼ばれる状態の一つとして考えられます。

重いものを持つ・前かがみなど何気ない動作でも起こることがある

「重い荷物を持った瞬間に腰が……」というケースをイメージしやすいですが、ぎっくり腰はそれだけではありません。物を持ち上げる、腰をひねるといった動作のほか、朝起きたときや特にきっかけを感じないまま痛みが出ることもあると言われています。腰の関節や椎間板、筋肉や腱、靱帯など、さまざまな部分が関係している可能性があるためです。

「何もしていないのに痛くなったから、ぎっくり腰ではない?」と考えてしまうかもしれませんが、きっかけの有無だけでは判断しづらいでしょう。

腰痛だけでなく足のしびれなどがある場合は別の病気にも注意する

ここは特に注意したいポイントです。腰の痛みだけならぎっくり腰の可能性がありますが、足の痛みやしびれ、力が入りにくいなどの症状を伴う場合は、椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など、別の病気が関係している可能性もあると言われています。

また、安静にしていても痛みが軽くならない、症状が徐々に強くなる、発熱や足の力が入りにくい症状、排尿に関する異常などがある場合は、自己判断で様子をみ続けず、整形外科への相談がすすめられています。

「ただのぎっくり腰だろう」と決めつけず、いつもの腰痛とは違う症状がないか確認することが大切です。

引用元:公益社団法人 日本整形外科学会「ぎっくり腰」
引用元:公益社団法人 日本整形外科学会「腰痛」

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② ぎっくり腰になった直後の対処|まずは痛みを抑えやすい姿勢をとる

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まずは無理に動かず痛みが少ない姿勢で休む

「ぎっくり腰になったかも」と思ったときは、まず無理に立ち上がったり歩いたりせず、痛みが少ない姿勢で休むことが大切と言われています。痛みを我慢して動こうとすると、かえって腰に負担がかかる場合があるためです。一方で、ずっと寝たままでいることがすすめられているわけではありません。厚生労働省の資料では、動けないほどのぎっくり腰でも、安静はできるだけ最小限にする考え方が示されています。

横向きで膝を軽く曲げるなど腰に負担の少ない姿勢を試す

「どんな姿勢で休めばいいの?」と迷う人もいるでしょう。横向きになって膝を軽く曲げるなど、自分が一番楽に感じる姿勢を試してみる方法があります。ただし、すべての人に同じ姿勢が合うとは限りません。無理に姿勢を固定するのではなく、痛みが強くならない範囲でゆっくり体勢を変えてみてください。起き上がるときも勢いをつけず、手を使いながら少しずつ動くようにするとよいと言われています。

ぎっくり腰は冷やす?温める?痛みが強い時期は無理に温めない

「ぎっくり腰は冷やしたほうがいい?それとも温める?」と悩みやすいところですが、必ずどちらかを選べばよいとは限りません。急に強い痛みが出た直後は、まず無理に動かず、痛みが強くならない方法で休むことが優先されます。温めることで楽に感じる人もいれば、刺激によってつらく感じる場合もあるため、痛みを我慢して長時間温めるのは避けたほうがよいでしょう。症状によって適した対応は異なるため、心配な場合は医療機関へ相談してください。

コルセットや市販の鎮痛薬を使用するときは注意点を確認する

「コルセットを使えばいい?」という疑問もありますが、コルセットは腰痛の状態によって使用を検討するものです。日本整形外科学会では、腰痛に対する治療の一つとしてコルセットなどの装具療法が挙げられています。

また、市販の鎮痛薬を使う場合は、薬の種類や年齢、持病、ほかに服用している薬などによって注意点が異なります。自己判断で量を増やしたり、複数の鎮痛薬を重ねて使用したりすることは避け、薬剤師などに確認してから使用すると安心です。なお、腰痛にしびれや力が入りにくい症状、発熱などを伴う場合は、単なるぎっくり腰と考えず、整形外科への相談がすすめられています。

引用元:公益社団法人 日本整形外科学会「ぎっくり腰」
引用元:公益社団法人 日本整形外科学会「腰痛」
引用元:厚生労働省「よくある質問 ぎっくり腰になったら・・・」

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③ ぎっくり腰でやってはいけないこと|無理なストレッチや長時間の安静に注意

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痛みを我慢して腰を無理に動かしたりストレッチしたりしない

「早く楽になりたいから、ストレッチをしたほうがいい?」と思うかもしれません。しかし、ぎっくり腰になった直後で痛みが強い場合は、無理に腰を動かしたり、痛みを我慢して伸ばしたりすることは控えたほうがよいと言われています。厚生労働省も、急性期の腰痛で痛みがある場合は、ストレッチを行うかどうか医師に相談するよう示しています。

強く揉んだり押したりして痛みを和らげようとしない

「腰が痛いなら、揉んだら楽になるのでは?」と考える人もいるでしょう。ただ、強く揉んだり押したりすることで、必ず痛みが軽くなるとは限りません。特に痛みが出たばかりの時期は、無理に刺激を加えず、まずは痛みが少ない姿勢で休むことが大切と言われています。痛みの原因はさまざまであるため、自己判断だけで強い刺激を続けないようにしましょう。

痛みが強い時期に長時間の入浴や過度な温めをしない

「ぎっくり腰なら温めればいい?」と迷うところですが、痛みが強い時期に無理をして長時間入浴したり、患部を過度に温めたりすることは避けたほうがよいでしょう。温めることで楽に感じる場合もある一方、すべての腰痛に同じ対応が適しているわけではありません。入浴する場合も、痛みが強くなるようなら無理をしないことが大切です。

痛みが落ち着いてきたら少しずつ日常動作を再開する

「痛いから、できるだけ動かないほうがいいですよね?」と思うかもしれません。しかし、腰痛があるからといって長期間にわたって活動を制限すると、体力や腰を支える筋力が低下し、腰痛が起こりやすくなる悪循環につながると言われています。

痛みが少し落ち着いてきたら、無理のない範囲で立つ、歩くなど、普段の動作を少しずつ戻していくことを意識しましょう。

長期間寝たきりにならず無理のない範囲で体を動かす

ぎっくり腰の対処では、「安静にすること」と「ずっと寝ていること」を同じに考えないことがポイントです。痛みが強い間は休む必要がありますが、症状が落ち着いてきた後まで長期間寝たきりになることは、腰痛の悪循環につながる可能性があると言われています。

ただし、動くことで痛みが強くなる場合は無理をせず、医療機関へ相談してください。特に足のしびれや力が入りにくい、発熱がある、安静にしていても痛みが軽くならないといった症状がある場合は、ぎっくり腰だと自己判断せず整形外科への相談がすすめられています。

引用元:公益社団法人 日本整形外科学会「ぎっくり腰」
引用元:公益社団法人 日本整形外科学会「腰痛」
引用元:厚生労働省「職場における腰痛予防対策の推進について」

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④ ぎっくり腰はどのくらいで改善する?回復期の過ごし方と再発予防

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痛みが強い時期を過ぎたら少しずつ普段の動作に戻していく

「痛みが少し落ち着いてきたけど、まだ動かないほうがいい?」と迷うこともあるでしょう。急性腰痛では、痛みに合わせて少しずつ活動を維持するほうが、長期間のベッド上安静よりも痛みや機能の改善につながると言われています。無理に動く必要はありませんが、立つ、歩くなど、できる範囲から日常動作へ戻していくことが大切です。

腰に負担がかかる前かがみや重いものを持つ動作は控える

「動けるようになったから、もう普段通りで大丈夫」と急に戻すのは避けたほうがよいでしょう。特に前かがみの姿勢や重いものを持ち上げる動作は、腰に負担がかかりやすいと言われています。床にある物を取るときは腰だけを曲げず、膝を使って体を近づけるなど、腰に無理がかからない動き方を意識してみてください。

痛みが落ち着いてからストレッチや運動を取り入れる

「再発が心配だから、すぐに運動を始めたい」という人もいるかもしれません。ただ、痛みが強い段階で無理にストレッチをする必要はありません。症状が落ち着いてきたら、体の状態に合わせて少しずつ運動や体操を取り入れる方法があると言われています。どのような運動が適しているかは症状によって異なるため、心配な場合は整形外科などで相談するとよいでしょう。

再発を防ぐために姿勢や体の使い方を見直す

「ぎっくり腰を繰り返したくない」という場合は、普段の姿勢や体の使い方を振り返ってみましょう。長時間同じ姿勢を続けないことや、中腰の姿勢をできるだけ避けること、腰を支える筋力を維持する運動などが、腰痛の予防につながると言われています。

なお、ぎっくり腰の経過には個人差があります。痛みが長く続く、徐々に悪化する、足のしびれや力の入りにくさ、発熱などがある場合は、単なるぎっくり腰と自己判断せず、整形外科への相談がすすめられています。

引用元:公益社団法人 日本整形外科学会「ぎっくり腰」
引用元:公益社団法人 日本整形外科学会「腰痛」
引用元:厚生労働省「腰痛の治療に安静は必要か」

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⑤ ぎっくり腰の対処についてよくある質問|受診の目安も解説

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ぎっくり腰になったら病院に行ったほうがいいですか?

「ぎっくり腰になったら、すぐ病院へ行ったほうがいい?」と迷う人もいるでしょう。痛みが強い場合や、普段とは違う腰痛が突然出た場合は、整形外科で原因を確認してもらう方法があります。日本整形外科学会でも、通常ではない強い腰痛の場合は整形外科への相談がすすめられています。

ぎっくり腰は何科を受診すればいいですか?

「腰の痛みだから、何科に行けばいいの?」という場合は、まず整形外科が相談先になります。整形外科では、腰の骨や関節、筋肉、神経などの運動器を扱っており、症状に応じて画像検査などが検討されると言われています。

ぎっくり腰で足のしびれがある場合はどうすればいいですか?

「腰だけではなく、足までしびれてきた」という場合は注意が必要です。ぎっくり腰ではなく、椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などが関係している可能性もあると言われています。また、足に力が入りにくい症状を伴う場合も、自己判断で様子をみ続けず、整形外科へ相談することがすすめられています。

ぎっくり腰で発熱や腹痛などがある場合は受診したほうがいいですか?

「腰が痛いだけだと思っていたら、熱も出てきた」「お腹まで痛い」という場合は、ぎっくり腰だけが原因とは限りません。腰痛には、感染症や尿路結石、消化器・婦人科など、腰以外の病気が関係することもあると言われています。発熱を伴う腰痛や、強い腹痛など普段と違う症状がある場合は、自己判断で済ませず医療機関へ相談しましょう。

ぎっくり腰の痛みが何日も続く場合はどうすればいいですか?

「数日たっても痛みがあまり変わらない……」というときも、無理に我慢し続ける必要はありません。腰痛にはさまざまな原因があるため、安静にしていても痛みが軽くならない、痛みが徐々に強くなる、足のしびれや力が入りにくいなどの症状がある場合は、早めに整形外科へ相談することがすすめられています。

引用元:公益社団法人 日本整形外科学会「ぎっくり腰」 参考記事
引用元:公益社団法人 日本整形外科学会「腰痛」 参考記事

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著者:元原 博史(トラスト整骨院・鍼灸院 院長)
厚生労働省認定・柔道整復師。業界歴15年以上の経験を活かし、腰痛や神経痛などの根本改善に尽力。「心身ともに健康になっていただくこと」をミッションに、ブログでは自宅でできるセルフケアや健康のヒントを発信しています。
【トラスト整骨院・鍼灸院】
住所:兵庫県尼崎市富松町3丁目1−5 第2武庫ビューハイツ103・105号
電話番号:06-7176-8003
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