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背中 しこり 押すと痛いのはなぜ?原因や見分け方、病院へ行く目安を解説
- 背中のしこりを押すと痛い原因とは?考えられる主な症状を解説
- 背中のしこりを押すと痛いときの見分け方|しこりの特徴を確認
- 背中のしこりを押すと痛いときにやってはいけないことと対処法
- 背中のしこりを押すと痛いときは病気の可能性がある?注意したい症状
- 背中のしこりを押すと痛いときは何科?受診の目安とよくある質問
① 背中のしこりを押すと痛い原因とは?考えられる主な症状を解説
「背中にしこりがあるけど、押すと痛い……これって大丈夫?」と気になる方もいるでしょう。背中のしこりには、皮膚や皮下組織にできるものから、筋肉の硬さをしこりのように感じるものまで、いくつかの原因があると言われています。特に、赤みや腫れ、熱感などを伴っているかどうかは、状態を確認するうえでのポイントです。ここでは、背中のしこりを押すと痛い場合に考えられる代表的な原因を見ていきましょう。
炎症を起こした粉瘤(ふんりゅう)が原因で痛むことがある
「前からしこりはあったけど、最近になって急に痛くなった」という場合、粉瘤が炎症を起こしている可能性もあると言われています。粉瘤は皮膚の下に袋状の構造ができ、その中に角質などがたまってしこりになるものです。炎症を伴うと、赤みや腫れ、熱感が出て、押したときに痛みを感じることがあります。
毛穴の炎症やおできによって背中に痛みを伴うしこりができることがある
「しこりというより、赤いできものに近いかも」というケースでは、毛穴の炎症やおできなども考えられるでしょう。皮膚に炎症が起こると、盛り上がった部分に触れたとき痛みを感じる場合があると言われています。汗や衣類などの刺激が気になるときも、何度も触らず様子を確認してみましょう。
脂肪腫など皮膚の下にできるしこりが押すと痛むこともある
「柔らかいしこりだから脂肪腫かな?」と思う方もいるかもしれません。脂肪腫は皮下にできる良性のしこりとして知られていますが、一般的には痛みを伴わないことが多い一方、種類や周囲への圧迫などによって痛みが出るケースもあると言われています。触った感覚だけで種類を判断するのは難しいため、痛みや大きさに変化がある場合は注意が必要です。
筋肉の緊張や硬結によって「しこり」のように感じる場合もある
「皮膚には特にできものがないのに、背中を押すと硬くて痛い」という場合は、筋肉の緊張や筋膜の硬さをしこりのように感じている可能性も考えられます。長時間同じ姿勢が続いたときなどに、背中の一部が硬く感じられることがあると言われています。ただし、皮膚の下に明らかな塊がある場合や、赤み・腫れを伴う場合は、筋肉の硬さだけとは限りません。気になる変化があれば、自己判断せず状態を確認することが大切です。
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② 背中のしこりを押すと痛いときの見分け方|しこりの特徴を確認
「背中のしこりを押すと痛いけど、何のしこりなの?」と不安になることもあるでしょう。しこりの原因は一つではなく、赤みや腫れがあるか、硬さはどうか、皮膚の下で動くかなどによって、考えられるものが変わると言われています。ただし、見た目や触った感覚だけで原因を判断するのは難しいものです。ここでは、背中のしこりを確認するときに見ておきたいポイントを紹介します。
赤み・腫れ・熱感がある場合は炎症を起こしている可能性がある
「しこりの周りが赤くなっている」「触ると熱っぽい」といった変化がある場合、炎症が関係している可能性があると言われています。特に、以前からあったしこりが急に腫れて、押すと痛い状態になったときは注意したいところです。痛みだけで判断せず、赤みや腫れが一緒に出ていないか確認してみましょう。
やわらかく動くしこりは脂肪腫などの可能性がある
「触るとやわらかくて、少し動く感じがする」というしこりでは、脂肪腫などが考えられる場合があります。脂肪腫は皮下にできる良性の腫瘍として知られており、比較的やわらかく、周囲から少し動くように感じられることがあると言われています。ただ、似たような触り心地のしこりもあるため、触っただけで脂肪腫だと決めつけないことが大切です。
中央に黒い点がある・内容物が出る場合は粉瘤の可能性がある
「しこりの真ん中に黒い点がある」「押すと白っぽいものが出る」という場合は、粉瘤が考えられることもあると言われています。粉瘤は皮膚の下に袋状の構造ができ、そこに角質などがたまるものです。炎症を起こすと赤みや腫れ、痛みが出る場合もあります。気になっても、自分で強く押して内容物を出そうとするのは避けたほうがよいでしょう。日本皮膚科学会でも「アテローム(粉瘤)」を皮膚疾患の一つとして紹介しています。
硬い・動きにくい・急に大きくなったしこりには注意する
「前より明らかに大きくなっている」「硬くて動きにくい」と感じる場合は、自己判断でそのままにしないことも大切です。もちろん、硬さや動きにくさだけで悪いものと判断できるわけではありません。しこりの種類によって特徴は異なり、最終的には医療機関で状態を確認する必要があると言われています。特に短期間で大きさが変わったり、痛みや皮膚の変化を伴ったりする場合は、皮膚科などへの相談を検討しましょう。
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③ 背中のしこりを押すと痛いときにやってはいけないことと対処法
「背中にしこりがあると、つい何度も触ってしまう」という方もいるかもしれません。しかし、押すと痛いしこりの場合、刺激を繰り返すことで痛みが気になりやすくなることも考えられます。特に粉瘤などの皮膚の下にできるしこりは、見た目が似ていても状態が異なる場合があると言われています。まずは無理に触らず、赤みや腫れ、大きさなどの変化を確認してみましょう。
しこりを強く押したり潰したりしない
「中身が出れば小さくなるのでは?」と考えて、背中のしこりを強く押したくなることもあるでしょう。ただ、原因がわからない段階で何度も押したり潰したりするのは避けたほうがよいと言われています。皮膚に炎症が起きている場合は、刺激によって痛みや腫れが気になりやすくなる可能性もあります。気になるからといって、繰り返し触るのではなく、まず状態を観察することが大切です。
針などでしこりを刺して中身を出そうとしない
「針で穴を開けたら楽になるのでは?」と思うかもしれませんが、自分でしこりを刺して中身を出そうとするのも控えましょう。皮膚を傷つけることで、細菌が入り込むきっかけになる可能性があります。粉瘤などの場合も、単純に中身を出せば原因がなくなるとは限らないと言われています。背中は自分では見えづらい場所なので、無理に処理しようとせず、必要に応じて皮膚科などへ相談する方法があります。
痛みや赤みがある場合は刺激を避けて経過を確認する
「押さなければそれほど痛くないけど、触ると痛い」という場合は、必要以上に確認しないことも一つの方法です。赤みや腫れ、熱感がないか、大きさが変化していないかなどを確認してみましょう。入浴時や着替えの際に軽く確認する程度にして、強く揉んだり擦ったりするのは避けたいところです。
しこりが残る・痛みが続く場合は自己判断で様子を見続けない
「しばらく待てば大丈夫かな」と思っていても、しこりが残ったり、痛みが続いたりする場合には、自己判断だけで長期間様子を見続けないことも大切です。しこりの原因は触っただけでは判断しづらく、必要に応じて医療機関で確認することになります。特に大きさの変化や赤み、腫れなどが気になる場合は、皮膚科などへの相談を検討するとよいでしょう。
引用元:公益社団法人日本皮膚科学会「一般市民の皆様」
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④ 背中のしこりを押すと痛いときは病気の可能性がある?注意したい症状
「背中にしこりがあるけど、押すと痛い。病気だったらどうしよう」と心配になる方もいるでしょう。背中のしこりには、粉瘤や脂肪腫などさまざまな原因があり、痛みがあるからといって特定の病気とは限らないと言われています。一方で、しこりの大きさや硬さ、できた場所、変化のスピードなどによっては、医療機関で詳しく確認したほうがよい場合もあります。
しこりが短期間で大きくなる場合は早めに医療機関へ相談する
「最初は小さかったのに、最近になって急に大きくなってきた」という場合は、そのまま長期間様子を見ないことも大切です。軟部組織にできるしこりでは、短期間で大きくなることや、5cm以上の大きさ、深い位置にあることなどが追加の検査を検討する目安として挙げられています。
強い痛み・赤み・熱感・膿などがある場合は炎症に注意する
「しこりを押すとかなり痛い」「周りが赤くなっている」「触ると熱っぽい」といった変化がある場合、炎症が関係している可能性があると言われています。さらに膿が出ている場合などは、皮膚や皮下組織の炎症が起きていることも考えられるでしょう。痛みの強さだけで原因を判断せず、赤みや腫れ、熱感なども一緒に確認してみてください。
硬くて動かない・深い場所にあるように感じる場合は確認が必要
「触ってもあまり動かない」「皮膚のすぐ下ではなく、奥にあるような感じがする」という場合も、医療機関で状態を確認することがすすめられています。日本皮膚科学会と日本整形外科学会の共同提言では、5cmより大きい、増大している、筋膜より深い位置にあるしこりなどについて、軟部肉腫の可能性を考慮する必要があるとされています。
しびれや動かしづらさなどを伴う場合は早めに相談する
「しこりだけでなく、周辺がしびれる」「腕や体を動かしづらい」といった症状がある場合も、単純な皮膚のしこりとは別の原因が関係している可能性があります。軟部組織のしこりでは、周囲の神経を圧迫することでしびれなどがみられる場合があると言われています。 気になる症状が重なっているときは、自己判断で触り続けず、医療機関で相談してみましょう。
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⑤ 背中のしこりを押すと痛いときは何科?受診の目安とよくある質問
「背中にしこりがあって、押すと痛い。何科に行けばいい?」と迷う方もいるでしょう。背中の皮膚や皮下にできたしこりであれば、まずは皮膚科や形成外科に相談する方法があると言われています。しこりの種類によって必要な検査や対応が変わるため、自己判断で決めつけないことが大切です。
背中の皮膚や皮下のしこりなら皮膚科・形成外科へ相談する
「背中に触ってわかるしこりがある」という場合は、皮膚科や形成外科が相談先の候補になります。日本形成外科学会では、粉瘤や脂肪腫などの皮膚・皮下の腫瘍を形成外科で扱う疾患として紹介しています。 どちらに行くか迷ったときは、皮膚の変化があるか、近くの医療機関で対応しているかなどを確認するとよいでしょう。
痛みや腫れが続く・しこりが大きくなる場合は医療機関で確認する
「数日たっても痛みが気になる」「しこりが少しずつ大きくなっている」といった変化がある場合は、医療機関で状態を確認することがすすめられています。特に、しこりが増大している場合や深い位置にある場合などは、触診だけでは判断が難しいこともあると言われています。
背中のしこりが押すと痛いのはがんの可能性がありますか?
「痛いから、がんなのでは?」と心配になるかもしれません。ただ、背中のしこりを押すと痛いという症状だけで、がんかどうかを判断することはできないと言われています。粉瘤など比較的よくみられるしこりでも、炎症によって痛みが出る場合があります。一方で、急に大きくなる、5cmを超える、深い場所にあるなどの特徴があるしこりでは、詳しい検査が検討されることがあります。
背中のしこりは自然に消えることがありますか?
「そのうち消えるかも」と様子を見たくなるものですが、しこりの種類によって経過は異なると言われています。炎症が落ち着いて小さく感じられる場合もある一方、粉瘤などのように皮膚の下に袋状の構造ができているものもあります。大きさや痛みが変わらない、または繰り返す場合には、一度相談しておくと安心です。
背中のしこりを自分で押して確認しても大丈夫ですか?
「どんな感じなのか確かめたい」と触りたくなるかもしれません。しかし、強く押したり潰したり、針などで刺したりすることは避けたほうがよいと言われています。特に炎症が疑われる場合は、何度も刺激せず、赤み・腫れ・大きさなどの変化を確認する程度にしましょう。気になる症状が続く場合は、皮膚科や形成外科などで相談してみてください。
引用元:日本形成外科学会「形成外科で扱う疾患」
引用元:日本形成外科学会「粉瘤(アテローム・表皮嚢腫)」
引用元:日本皮膚科学会・日本整形外科学会「悪性軟部腫瘍(軟部肉腫)の適切な切除を目指すための共同提言」
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